Yyatmita

タイ旅行から始まった:やってみよう、でサイトを作る

旅先で思いついたコンセプトを、Next.js と GPTs で形にすることにした。シリーズ「Claude Codeでサイトをつくってみた」の導入

Claude Codeでサイトをつくってみた#site-building#concept#gpts#next-js

マッサージとスムージーの話

タイ旅行中だった。バンコクか、チェンマイか——どちらだったか正確には忘れたが、あちこちのマッサージ店を試しながら、気に入ったところに連日通っていた。

ある日、施術後にスムージーを飲もうと思った。体を動かした後のご褒美、という感覚で。AI に「マッサージの後にスムージーはどうですか」と聞いてみたら、思いがけない返事が来た。

「マッサージは血行を促進して体を温める方向です。スムージー(冷たいもの)は体を冷やす方向なので、逆の作用になります」

なるほど。同じ「体に良さそう」という理由で選んでいるのに、方向が真逆だったわけだ。

これが小さな引っかかりになった。旅先で時間がある。暑い。ぼーっと考えていると、「スムージーって、そもそもどういう理論で組み立てるんだろう」という疑問が膨らんでいった。

調べたら、欲しい情報がなかった

帰国後、スムージーについて真剣に調べ始めた。

出てくるのは2種類の情報だった。「グリーンスムージーレシピ10選」みたいなレシピの羅列か、「スムージーで置き換えダイエット!」みたいな宣伝記事か。どちらも私が知りたいことではなかった。

私が知りたかったのは、「なぜこの食材なのか」「何を目的にしているのか」「どう組み合わせれば意味があるのか」という設計の話だ。栄養学的に食材を分類して、目的に合わせてブレンドを考える——そういうアプローチの情報が、ほとんど見つからなかった。

仏教も同じだった。

仏教には2500年の哲学的蓄積がある。でも検索すると出てくるのは「お寺の紹介」か「法話の要約」ばかりだ。現代人が抱える悩み——仕事、人間関係、自己評価——に仏教の構造分析を当てはめるという切り口の情報は、どこにも見当たらなかった。

「自分が欲しいと思う情報が、ネットにない」。

しばらくして、「なら自分で作るか」と思った。

理論と GPTs を組み合わせるアイデア

理論をサイトにまとめる。それだけなら普通のブログと変わらない。読んで、へえと思って、終わり。

でも「読んで終わり」ではなく「使える」にできないか。そこで浮かんだのが GPTs との組み合わせだった。

GPTs は ChatGPT 上で作れるカスタムチャットボットだ。専門的な知識やルールをあらかじめ渡しておくと、そのルールに沿った会話ができる。

スムージーの理論をサイトで読む。その後、GPTs に「今朝は胃が重い、こういう食材が家にある」と話しかけると、理論に基づいたブレンドを提案してくれる——そういう使い方だ。仏教も同じで、「職場でこんな出来事があった」と相談すれば、仏教の概念で状況を整理してくれる。

理論(静的サイト)→ 実践(GPTs で相談)。この2層構造が、yatmita のコンセプトになった。

読むだけのサイトではなく、実際に動かして使えるものを作る。それが「やってみた」という名前の意味にもなる。

実現できそうだとわかった

Next.js でサイトを作る。GPTs でチャットボットを作る。この2つは別々の技術だが、組み合わせると私がやりたいことが形になる。

そして Claude Code があった。ターミナルで動く AI で、コードを書いたり修正したりを一緒にやってくれる。AI と一緒なら、かなりのことができるはずだ。

「できる方法がある」とわかれば、あとはやるだけだ。

yatmita.com を作る

サイト名は「yatmita」にした。日本語の「やってみた」から来ている。

正式名称を付けるとすれば Yet Another Try & Make IT Active——もう一つの挑戦で IT を活用する、くらいの意味だ。「やってみた」という言葉が全部入っていて、気に入っている。

タイ旅行でスムージーに興味を持った。それが入口になって、仏教も高たんぱくレシピも、同じ構造で横展開できると気づいた。「理論をまとめてサイトに置く。GPTs で実践できるようにする。興味を持った人が入ってこられる。」このパターンがどのカテゴリにも使える。

プログラミングは知らない。でも AI ツールがある。やってみよう。

このシリーズは、その「やってみた」の全記録だ。次回から、実際に手を動かし始める。